私は長年BASEを使った通販サイトを運営しているのですが、最初は全く売れず苦戦しました。当初は月に1商品売れたらいいなぁぐらいのモチベーションで運営していました。
ECサイト開設し、商品を追加しただけでは売れないので、とりあえずは経費があまりかからないサテライトサイトを立ち上げSEO対策を行うことにしました。

すると、売り上げは右肩上がりで爆上がりしました!
サテライトサイトを立ち上げて売上アップに繋げた手法は2017年頃から行っています。この方法は今でも通用すると思うので、是非紹介していきたいと思います。
サテライトサイトを作ってベイスECサイトの売上に繋げた方法を解説


私はエックスドメイン・エックスサーバ―で契約しましたが、好みのドメインレジストラとサーバーでOKです。
ワードプレスをインストールし、サテライトサイトを立ち上げます。
商品に関連する記事を作成し、サイト内にECサイトへのボタンリンクの設置や、バナー画像をリンクにしたものを作成します。ECサイトに誘導するようなコンテンツを作っていきます。
ECサイトへ誘導し、売り上げに繋げます。
コストを掛けずに自社ECサイトの売上を向上させるためには、商品に関連した良質なコンテンツを継続的に発信し、検索エンジンからの自然流入を増やすことが重要です。



そのための有効な手法の一つが、コンテンツの作成とSEO対策を組み合わせた導線設計です。
まず、ユーザーが検索エンジンを通じて求めている情報に応える形で、例えば商品の使い方、メリット、比較、レビュー、活用シーンなどを丁寧に解説した記事を作成します。



こうすることでユーザーの検索意図にマッチしたコンテンツを提供でき、SEOの評価も高まります。
記事内には、適切なタイミングで商品購入ページへのボタンリンクを設置します。また、視認性の高いバナー画像も併用し、視覚的な訴求力を高めながら、ユーザーが自然にECサイトへ遷移できるように導きます。



バナー画像ですが、値引きセールなど行っているので逐一変えたほうがいいです!
本体のECサイトとは別に、情報提供に特化したサテライトサイトを運用することで、より幅広いキーワードをカバーし、検索経由の集客力を強化します。サテライトサイトからECサイトへのリンクを戦略的に配置することで、購入意欲の高いユーザーを効率的に誘導することが可能になります。



因みにサテライトサイトは別ドメインまたはサブドメインどちらでもいいと思います!
サテライトサイトの運営方針を決める!公式情報か第三者的情報にするか


サテライトサイトを活用したSEO対策においては、運営方針によってコンテンツの方向性や効果の出方が大きく変わってきます。特に、ECサイトとの関係性をどのように見せるかという点は、戦略を立てる上で重要な判断ポイントです。



大きく分けると、以下の2つの方向性があります。
1. ECサイトの公式情報発信の一部として運営するパターン
このスタイルでは、サテライトサイトをECサイトの補完的存在として位置付け、ブランドイメージの強化や信頼性の向上を目的とした運用を行います。たとえば、商品の開発背景やこだわり、専門的な知識の提供などを通じて、企業発信の情報としての正確性や安心感を打ち出すことができます。



一方で、企業目線の情報発信になりやすく、ユーザーにとっては「広告っぽさ」が強く感じられる可能性もあるため、内容によってはコンバージョンにつながりにくい場合もあるという点には注意が必要です。
2. ECサイトとは無関係な第三者サイトとして運営するパターン
私が採用しているのはこちらの運営方針であり、サテライトサイトをあくまで第三者の個人ブログや情報サイトという体裁で構築しています。このスタイルの最大のメリットは、消費者視点・中立的立場からの商品レビューや評価を行える点にあります。
ユーザーにとっては、「実際に使った人のリアルな感想」や「購入前の不安や疑問を解消してくれるレビュー」の方が信頼しやすく、購買意欲にも直結しやすいものです。いわゆるステルスマーケティング的な要素は含まれますが、表現の仕方や情報の質によっては、むしろECサイト公式ページよりも説得力のあるコンテンツに仕上がるケースも多いです。



さらに、このような第三者視点でのサイトは、SEOにおいても自然な被リンク獲得の可能性があり、オーガニック検索からの流入やSNSでのシェアにも強い傾向があります。
一貫した運営スタイルを心掛けましょう!
どちらのスタイルを選ぶにせよ、重要なのは一貫した運営方針と戦略の明確化です。曖昧な立ち位置で情報発信を続けてしまうと、ユーザーからの信頼を失ったり、検索エンジンからの評価が不安定になる可能性もあります。
また、第三者スタイルで運用する場合は、広告表記のガイドラインや景品表示法などにも配慮しつつ、信頼性を確保したコンテンツ制作を心がけることが、長期的なSEO対策としても有効です。
さいごに
外注に依頼せずにワードプレスでSEO対策を行う場合は、経費はサーバー代とドメイン代で年間1万円ちょっとで済みます。
なるだけ経費を掛けずにECサイトの売り上げを獲得したいのであれば、サテライトサイト戦略は一度試してみるべきだと思います。
ただしこの方法のデメリットとしては、即効性はないので時間を掛けて成長させていく必要があります。



私自身も当時「SEOってどういう意味?」からのスタートだったので勉強含め時間を掛けました(笑)
結論、経費を掛けて広告を回すも良し、時間を掛けてコンテンツを作るのも良しなので、ご自身にあった戦略を取り入れていくといいでしょう!
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